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今日からしばらく
「シャンプーの洗浄成分の簡単な読み方」
という話を特集で組んでいきたいと思います!
資料をまとめている段階で「簡単」といえるかはかなり微妙な感じなんですが、、苦笑
できるだけ記事を短く分けてちょっとずつお話していきたいと思います!
少し難しい内容も出てくるかもしれませんが
シャンプー成分の話は生活上とてもお役立ちの情報なのでぜひ沢山の方に習得して頂けたらと考えています。
長くなることは間違いなさそうなので本日は「市販シャンプー」に的を絞ってお話していきますね。
今のところ次回は「市販高級シャンプー」、
次々回は「サロン専売シャンプー」についてまとめる予定です。
ではさっそく見ていきましょう!(^o^)/
◎市販の有名シャンプーの主要な成分を書き出してみた
今日はまずは市販有名シャンプーの成分を抜き出すところからはじめますね。
市販の有名ドコロと言えばまずはこちらでしょうか。
日本人なら知らないものは居ないだろう「パンテーン」さん。
一体どんな成分になっているのでしょうか…?
成分を確認するためには製品の裏側や、外箱が付いている場合は外箱に必ず記載されています。
パンテーンさんはボトルが大きいので普通に裏手に記載されていますね。
成分:水, ラウレス硫酸アンモニウム, ラウロアンホ酢酸Na, コカミドプロピルベタイン, ラウリル硫酸アンモニウム, ジステアリン酸グリコール, コカミドMEA, 香料, セタノール, ジメチコン, ポリクオタニウム-10, クエン酸Na, クエン酸, 水添ポリデセン, 安息香酸Na, EDTA-2Na, エチレンジアミンジコハク酸3Na・・・
と中々沢山の成分が書いてあるので一般のあまり成分表に慣れていない方はたじろいでしまいそうですね(^^;)
ただシャンプーの主成分というのは基本的に「洗剤(陰イオン界面活性剤)」です。
化粧品は配合量の多い順番で成分表示を書く決まりがあるので、
表示の順番で成分の配合量が大体予想できます。
(ただし1%以下配合の成分は順不同で記載されているので完璧には分かりません。)
シャンプーの場合は7割が水で、あと2割以上が洗剤が占める形ですので
重要なのは上位に記載されている洗浄成分だけです。
シャンプーなら上から3~5個の成分はほぼ洗浄成分になっていると考えてOKで、
メインの洗浄剤さえ把握できれば大体のシャンプーの機能性が推測できるというわけです。
まぁパンテーンさんの成分を見ると
『ラウレス硫酸アンモニウム、ラウロアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリル硫酸アンモニウム』
あたりが主要な洗浄成分ですね。
という感じで他の有名ドコロ商品を見ていきたい・・・ところですが、、
シャンプーは商品数が多すぎるので全部購入が厳しく…(;^o^A
各メーカー公式サイトなどを参考にかずのすけが有名だと思っている商品の成分を抜き出してみた表がこちらです!!
主要成分はあくまで洗浄成分しか記載してません。
乳濁剤のジステアリン酸グリコールやエタノールやDPG等の保湿剤系は除外してあります。
基本的に成分表記順になっていますが、
下線を引いているのが最も配合量の多い成分です。
というわけでこの表を見ると一目瞭然ですが
市販の安価シャンプーの場合ほとんどの商品が、
『ラウレス硫酸アンモニウム』もしくは『ラウレス硫酸Na』
という成分が主成分になっていることがわかりますね。
これはメーカー問わずほぼ同じ状況のようです!
◎市販シャンプーのほとんどは『硫酸系』シャンプー!?
『ラウレス硫酸Na』とはどういう成分なのか、
これは既に大昔から何度も扱っているので今更という感じですが
最も原始的な合成洗剤である『ラウリル硫酸Na』という
高洗浄力・高刺激・高残留性の洗浄成分を改良して作られた
現在のシャンプー市場のほぼ7~8割を占めるであろう洗浄剤です。
まぁ一般的に非常に洗浄力の高い成分なので
あまり敏感肌におすすめと言える成分ではないのは事実です。
ただラウリル硫酸Naなどの成分と比べるとかなり良くなっていますし、
特に敏感肌だったり髪のダメージや乾燥に悩みの無い方は問題なく使える成分だとかずのすけも考えています。
ちなみにラウリル硫酸系の成分は今では日本企業はほぼ使用しなくなっている成分で、
やはり残留性の刺激が強いのが特徴ですね。
上記の表だとパンテーン含めP&Gさんの製品に少々配合されているのが見て取れます。
P&Gさんは本社がアメリカの外資企業なので処方が若干アメリカンだったりするのですが、、苦笑
まぁでも数年前と比べると成分が大分良くなっているなと思いました。
昔はラウリル硫酸系が主成分か二番手くらいに入っていたので
それだけでもかなり前進したと言えるでしょう…(;^o^)v
(入ってるだけで五十歩百歩といえばそれまでですが;)
というわけで以上のような
【◯◯硫酸~】
のように表記されている洗浄成分を
一般的に
『硫酸系洗浄剤』や『サルフェート系洗浄剤』
と呼んだりします。
硫酸塩のことを英語呼びで「サルフェート」というので、
まぁ同じ意味ですね。
最近は「硫酸系洗剤不使用!」とか「サルフェート系洗剤無配合!」というように謳う業者も増えてきましたね。
(上の有名どころシャンプーはほぼ全滅ですけどね;)
ちなみにお尻についてる「Na」とか「TEA」とか「アンモニウム」とかの言葉は原料に用いているアルカリ剤を意味しているのですが、
基本的にはNa系よりTEA系、TEA系よりアンモニウム系の方が低刺激と言われているものの、
個人的な体感だと大きな差はないかなと思っています。
とはいえラウリル硫酸Naなどよりはラウリル硫酸アンモニウムの方がまともな成分なのは間違いなさそうです。
◎【硫酸系洗剤】のメリットとデメリット
市販シャンプーのほぼ全てに主成分配合されている硫酸系洗剤の長所と短所を書き出すとこんな感じです。
【メリット】
- 高い洗浄力でさっぱり洗える。使用感触が良い。
- 泡立ちが非常に良好である。
- 原価が安いので大量生産品に向いている。
- 硬水や軟水などの水質に関わらず使用できる。
- 数ある洗剤の中で最も利用歴が長く、ある意味安全性の裏付けが十分である。
- 洗浄力が高すぎるため油分などを配合しないと洗浄後の軋みが大きい。
- マイナスの静電気を与える力が大きいため帯電を中和するリンスやトリートメントが必須。
- 洗浄力の高さと帯電の強さから敏感肌への刺激が懸念されている。
- ラウリル硫酸系の場合さらに強い刺激性の懸念がある。
- パーマや縮毛矯正、カラーリングなどの化学施術後のヘアケアには不向き。
ラウレス硫酸アンモニウム、ラウロアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリル硫酸アンモニウム
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