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ブルークレール リペアモイストWエッセンス 解析
![]() | ブルークレール リペアモイストWエッセンス 50ml 8,400円 Amazon |
保湿力:★★★☆☆
皮膜力:★★☆☆☆
皮膚安全性:★★★☆☆-
抗酸化力:★★★★☆
保湿持続性:★★☆☆☆
伸びの良さ:★★★★☆
しっとり感:★★★★☆
サラサラ感:★★★☆☆
敏感肌適正:★★☆☆☆
価格適正:★★☆☆☆(50mL:8000円)
総合評価:★★☆☆☆
まぁ、「オーガニックコスメを追求したい」という姿勢は買います^-^;
しかし残念なことにそんな努力と実際の効果が必ずしも見合わないのがオーガニックコスメなんですよね…。。
では成分を見ていきます。
まず最初の配合は、出ました「ダマスクバラ花水」。
オーガニックコスメの基剤として何度も登場しているこの成分は
『芳香蒸留水』というもので精油を抽出する際に得られる副産物です。
微量の精油が溶け出しているために芳香を持っている水ですね。
しかし精油のデメリットから敏感肌・アレルギー体質にはあまりオススメとは言えません。
(詳しくは→こちら)
次に配合されているのが「グリセリン」で、これは一応敏感肌向けの保湿成分です。
しっとり感を演出する効果に優れています。
そして次には「ビスグリセリルアスコルビン酸」という成分が配合されていますね。
これはビタミンC誘導体の一種なのですが、
グリコシド結合によるビタミンC誘導体は人の肌の上では酵素分解しにくいため、
実際の効果(美白・抗酸化作用)は今ひとつと考えられます。
一応は微弱な抗酸化成分という扱いです。
(“効果の無いビタミンC誘導体”とも名高い「アスコルビン酸グルコシド」のお仲間さんです。)
ただ成分の特性的にそう沢山配合できるものではないので、
この成分から先は1%以下配合となっていることが予想できます。
つまり本商品のほとんどは「水・ダマスクバラ水・グリセリン」で構成されています。
以下は微量成分ということで認識した方が良いでしょう。
「アルブチン」という成分は、一応美白有効成分として登録を受けています。
ただ成分の美白効果の作用機序は『チロシナーゼ活性阻害作用』というもので、
これは以前白斑問題で話題になったカネボウ「ロドデノール」と同類の成分ということになります。
また数々の白斑報告例を持つ「ハイドロキノン」という医療用皮膚漂白成分を元に作られており、
かずのすけとしてはあまりオススメの成分ではありません。
ただアルブチンの活性はロドデノールと比べると非常に弱く、美白効果などもその分弱いとされています。
本商品は『化粧品』なので美白効果は期待するべきではありませんし、
まぁ配合量もしれていると思うので皮膚刺激もそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
(それでも敏感肌にはオススメしにくいです)
ちなみにアルブチンもビタミンC誘導体もれっきとした合成成分なので、
何故「オーガニック」を売りにしたこの商品にこれらの成分を入れたのかは定かではありません(^_^;)
僕の印象ではどちらも凄く「化学合成!」なイメージの成分です…。
「セラミド3」「スフィンゴ糖脂質」などの皮膚バリア補助成分と、
「プラセンタエキス」が入っているのは唯一の救いですね。
肌のバリア保護とお肌の活性を上げてくれる成分になります。
安全性はどちらも高いです。
ペプチド類はただの保湿成分として考えましょう。安全性は良好。
しかし「植物プラセンタ」とかいう謎の成分を配合して堂々としているあたりがちょっと可笑しいです(´・-・`;)
プラセンタエキスっていうのは絶対に動物性のものでなければ意味がありません。
そもそもプラセンタエキスは動物の「胎盤」から抽出したエキスで、
胎盤には生き物の成長を促す様々なタンパク質やアミノ酸、サイトカインやホルモン物質などの複合成分が含まれているからこそのプラセンタエキスなのです。
これは植物からでは絶対に取り出せません。
そもそも動物と植物の生体構造や構成成分は全く別なのに同じ効果など得られるわけがないのです…。。
植物プラセンタは植物の「胚(英語で:Placenta)」から作ったただの植物エキスで、
有効成分登録も受けていませんから実質何の効果もない成分です。
実際に成分名も『アケビエキス』で「プラセンタ」と書くことは出来ません。
ですから「植物プラセンタ」というのは言ってしまえばただの『偽物』。
「植物」というワードに惹き寄せられる消費者を取り込むためのズルい成分なのです(-_-;)
まぁ一応本物も入っているので及第点ですが、ちゃんと勉強すればこんな成分に騙されることはありません。
まともな開発者なら配合したいとも思わないはずです。
(そもそもオーガニック系という時点で化粧品としてはまともではないんですが。苦笑)
あとは何やらエキスという名の何の効果も無い成分がずらりと並び、
アミノ酸各種と保湿成分が入っている程度。
キサンタンガムで粘性をつけているようですね。
ちなみに防腐剤は一般的なものは無添加ですが、
代わりにキハダ樹皮エキスやアニス酸Naあたりかな~。
(アニス酸Naをオーガニック成分というのはかなり厳しいですけどね。。)
あとダマスクバラ花柚や基剤の芳香蒸留水も防腐効果あります。
まぁその分刺激が強いんですが…;
でもやっぱり開封後は3ヶ月くらいで使用して欲しいらしく、あまり長期使用には向かないみたいですね。そりゃそうか(;^^)ゞ
というわけで全体的に残念な要素が多いです。
なんだか何をセールスポイントにしているのかあまり分からないのもありますし、
あれもこれも詰め込んだ挙句まとまらなくなってしまったような、そんな印象を受けます。
オーガニック認証成分とかエコサート認証成分とか頑張っている部分はありますけどね。
しかしアルブチンとか植物プラセンタとか、ちゃんと調べれば避けるでしょうという成分が堂々配合なところが開発側の不勉強を物語っているようです。
まぁそもそもオーガニック系にそんな理路整然さを求めるのはナンセンスなのかもしれませんが(^^;)
水、ダマスクバラ花水*、グリセリン*、ビスグリセリルアスコルビン酸、αーアルブチン、水溶性コラーゲン、ダマスクバラ花エキス*、ローマカミツレ花エキス*、セラミド3、スフィンゴ糖脂質、アセチルヘキサペプチドー8(アルジルリン)、ヘキサペプチドー10、プラセンタエキス、アケビエキス(植物性プラセンタ)*、ハナビラタケエキス*、ハチミツ*、オウゴン根エキス、クズ根エキス(カッコンエキス)、マグワ根皮エキス(ソウハクヒエキス)、ビワ葉エキス、ドクダミエキス、キハダ樹皮エキス(オウバクエキス)、ヒアルロン酸Na*、褐藻エキス、ヨーロッパアキノキリンソウエキス*、シロキクラゲ多糖体**、アロエベラ葉汁*、ダマスクバラ花油*、ローズマリー葉エキス、PCAーNa、乳酸Na、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、キサンタンガム、アニス酸Na**、レブリン酸Na**、クエン酸、クエン酸Na、イソステアリン酸
※全成分においてキャリーオーバー無し *印:オーガニック認証取得成分を配合 **印:エコサートナチュラル認証取得成分を配合
・容量
50mL
・価格
8,000円+税
・謳い文句など出来るだけ詳しい情報
リペアモイストWエッセンスⅡは、シワと顔のトーンに効果のあることが「抗シワ試験」でわかりました
ブルークレールでは、2013年にリペアモイストWエッセンスⅡの「抗シワ機能評価試験」という検査を行いました。これは化粧品の効能測定として信頼のおける試験となります。
その結果、リペアモイストWエッセンスⅡには、
●乾燥による小ジワを目立たなくする効果
※厚生労働省によりこの表現をすることが認められました。
●お顔の明るさ(トーン)を改善する効果
の両方が証明され、さらに、長期使用により一層の効果が出ると推測されるにいたりました。
プロデュース化粧品第3弾 『Ceraveil Platinum Creansing Oil』 発売!!
(オンラインストアURL:http://cores-ec.com/)
→セラヴェールスキンウォッシュ 紹介&意見投稿ページ
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→詳しくはこちら!
→(新刊:左)質問・ご意見ページ
→(既刊:右)質問・ご意見ページ
かずのすけの独占インタビューが連載中!
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かずのすけのギャザリーまとめ記事はコチラ↓
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